1. はじめに |
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1.1 ランレベル |
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ランレベル | 定義 |
0 | システムの停止。 (絶対に標準のランレベルに*しないように*) |
1 | シングルユーザモード。rootパスワードを忘れて再度取得しようとしているときや ファイルシステムのチェックのときなど、特別なシステム管理タスクの際に使用します。 |
2 | マルチユーザモード (NFSなし) |
3 | マルチユーザモード (完全) |
4 | 未使用 |
5 | マルチユーザモード (グラフィカルログイン) |
6 | システムの再起動 (絶対に標準のランレベルに*しないように*) |
標準のランレベルを変更するには、/etc/initab を修正します。以下の例では、 現在のランレベルを5 (つまり、グラフィカルログインインターフェース)に 変更します。
変更前
id:3:initdefault:
変更後
id:5:initdefault:
システムをシャットダウンさせる面白い方法は、下記のようにランレベルを0 (システム停止) に切り替えることです。
# init 0
1.2 実行順 |
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すべてのサービスには、標準の起動シーケンス番号と停止シーケンス番号を持っています。より小さい起動シーケンス番号を持つほど、より早く起動します。逆に、より大きな停止シーケンス番号を持つほど、より遅く停止します。
2. 起動の方法 |
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メインウィンドウは、すべてのシステムサービスを一覧にし、下記のプロパティを表示します。
説明 | このサービスについての短い説明です。 |
ステータス | "停止済み" と "実行中" を含む実行ステータス |
起動タイプ |
起動タイプには "自動" や "手動" があり、"自動" はこのサービスがこのランレベルに入ったときに自動で起動されるサービスの種類で、"手動" はそれ以外のユーザが手動でサービスを起動する必要があるもののことです。 |
起動シーケンス
|
選択されたランレベルのサービスの起動シーケンス番号。 |
起動タイプと起動シーケンスは選択されたランレベルと関連があり、 標準で選択されたランレベルが現在のランレベルで、"ランレベル" メニューで異なるランレベルを選択することができます。
下記の操作は、各サービスに適用されます。
起動 | サービスの起動 |
停止 | サービスの停止 |
再起動 | サービスの再起動 |
更新 | すべてのサービス情報の更新 |
プロパティ | プロパティダイアログのポップアップ |
ヘルプ | オンラインヘルプ |
これらのすべての操作は、メニューもしくはツールバーのどちらでもアクセスできます。
3. サービスの起動、停止、再起動 |
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結果 | 成功または失敗 |
コマンド | 実行されたコマンド |
出力 |
コマンドの実行結果の出力 |
サービスの起動に成功すると、ステータスは"実行中"に変更されます。サービスの停止に成功すると、ステータスは"停止済み"に変更されます。
再起動の操作を行っているとき、サービスはまず停止され、それから起動されます。 操作が成功すると、ステータスは"実行中"に変更されます。
注意: 多くのサービスは、実行の際に管理者権限(root) が必要になります。 一般ユーザがサービスの起動 / 停止させようとしても、通常は"権限がありません" という趣旨のエラーメッセージがポップアップされるでしょう。
4. サービスのプロパティ |
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4.1 全般のプロパティ |
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名前 | サービス名 (例: httpd) |
簡単な説明 |
1行のサービスの説明 |
詳細な説明 |
より長くて詳細なサービスの説明。 |
実行可能なパス | 対応する実行ファイルのフルパス。 |
起動タイプ | 起動タイプ。 "自動" もしくは "手動" |
タイプ |
"デーモン"、"単発" 、"特別" の三種類のタイプがあります。 デーモン: 多くのネットワークサービスのように、起動後に継続的に実行されます。 単発: デバイスドライバの読み込みのように、起動後に1回だけ実行されます。 特別: シャットダウンなど、いくつかのサービスは特別な機能を提供します。通常は変更する必要はありません。 |
ステータス | 実行中もしくは停止済み |
起動タイプドロップダウンメニューから"自動"か"手動" を選択し、"適用"もしくは"OK"をクリックします。
"起動"ボタンをクリックし、サービスを起動します。 停止の場合は "停止"ボタンをクリックし、サービスを停止します。詳細は、サービスの起動、停止、再起動をご覧ください。
4.2 ランレベルのプロパティ
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変更をコミットするには"適用"もしくは"OK"をクリックしてください。
4.3 スクリプトの開始 |
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コマンドラインの引数 |
記述 |
start | サービスの起動 |
stop | サービスの停止 |
restart | サービスの再起動 |
status | サービスの状態を表示 |
サービスを起動/停止する場合には、この起動スクリプトが上に挙げた引数と共に実行されます。例えば、Apache Web サービスを実行するためには、"/etc/init.d/httpd start" を実行します。Apache Web サービスを停止するためには、run "/etc/init.d/httpd stop" を実行します。
スクリプトの内容はinit scriptタブに表示されます。
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