ここではInstall Navigator for Oracleを使用して、Oracle8i R8.1.7をインストールする方法を解説します。詳細につきましては、Oracle8i R8.1.7のインストールガイドおよびリリースノートをご覧ください。
Oracle のインストール作業に入る前に、以下のものを準備してください。またOracle8iに付属の「リリースノート」には、制限事項や注意事項が記載されているので、必ず目を通してください。
Oracle8i R8.1.7 をインストールするには、下記の要件を満たしている必要があります。
Oracle8i R8.1.7 | |
CPU | Pentium200MHz以上 |
メモリ | 128MB以上 |
ディスク空き容量 | 1GB以上 /tmpに100MB以上 |
スワップ領域 | 搭載メモリの2倍、もしくは400MB以上の大きい方以上 |
glic2.2ベースもしくはkernel2.4ベースのディストリビューションを使用するときには、必ずお読みください。
Oracle8i R8.1.7は、glibc2.1.3をベースとしています。そのためMIRACLE LINUX V2.xなどのglibc2.2ベースのLinuxディストリビューションを使用するときには、Oracle社が提供するglibc-2.1.3-stubsパッチ(stubsパッチ)が必要です。それ以外にも、Network Configuration AssistantなどのJavaベースのユーティリティが動作しないことがあります。そのときには、さらにOracle社が提供するJRE/OUIパッチが必要です。
stubsパッチやJRE/OUIパッチは、次の方法で入手できます。これらのパッチの詳細は、パッチに同梱されるREADME等をご覧ください。
入手先 | stubsパッチ | JRE/OUIパッチ |
---|---|---|
米国 Oracle Technology Network(http://otn.oracle.com) トップページ画面左のDownloads →画面下にあるArchived ProductsのOracle8i →Oracle8i Enterprise Edition Release 3 (8.1.7.0.1) for Linux |
○ | × |
Oracle Database 8i (8.1.7) for Linux CD Pack V2の「patch CD-ROM for Red Hat 7.0」 | ○ | × |
Oracle Database 8i (8.1.7) for Linux CD Pack V3以降の「patch CD-ROM for Red Hat 7.x and MIRACLE LINUX 2.0」 | ○ | ○ |
なお保守契約者向けに配布されているパッチセットリリース(PSR)を適用した場合は、glibc-2.1.3-stubsパッチを再度適用する必要があります。詳細は、Oracle製品の保守契約を締結しているサポートセンターへお問い合わせください。
Install Navigator for Oracleを使わずにOracle8iをインストールするときには、.bash_profileなどに環境変数を設定してください。環境変数が不足していると、インストーラーを起動できないことがあります。kernel2.4ベースのディストリビューションでは、Oracleのインストールに必要な通常の環境変数に加えて、「LD_ASSUME_KERNEL=2.2.5」を追加する必要があります。
export LD_ASSUME_KERNEL=2.2.5
Oracle8i R8.1.7 の Oracle HTTP Server Powered by Apacheをインストールする場合には、JDK 1.1.8 が必要です。Oracle8i R8.1.7 をインストールする前に、以下の手順で JDK 1.1.8 をインストールしてください。なお、Oracle HTTP Server をインストールしたくないときには、カスタムでインストールを行ない、明示的にインストールするコンポーネントを選択する必要があります。
ダウンロードしたファイルを次の手順でインストールします。
# rpm -Uvh IBMJava118-SDK-1.1.8-5.0.i386.rpm
# ln -s /usr/jdk118 /usr/lib/java
OracleのCD-ROMをマウントします。Oracle製品のCD-ROMをCD-ROMドライブに入れ、以下のコマンドを実行します。
$ mount /mnt/cdrom
ネットワーク上の他のコンピュータに格納されているOracle CD-ROM の内容を、NFS などの機能を利用してインストールする場合は、CD-ROM をマウントする必要はありません。
Install Navigator for Oracle を起動します。rootユーザーでログインし、次のいずれかの方法で起動します。
Install Navigator for Oracle の起動画面が表示されます。
選択する項目にカーソルを合わせてクリックし、
[次] をクリックしてください。
「Oracle データベースの自動起動/停止の設定」を選択した場合は、
データベース・サーバーの自動起動と自動停止 へ進んでください。
ソースメディアを選択するウィンドウが表示されます。
![]() |
画面をクリックすると 「ソースメディアの選択」画面の 拡大画面が表示されます。 |
エラー |
---|
エラー |
---|
[前] をクリックすると「項目の選択」画面に戻ります。
[閉じる] をクリックすると Install Navigator for Oracle の
終了を確認する画面 が表示されます。
終了してよければ [OK] を、終了しない場合は [キャンセル] をクリックします。
指定したメディアに格納されている Oracle のバージョン番号が表示されます。
[キャンセル] をクリックすると、
[CD-ROM] を選択していた場合には正しい CD-ROM の挿入を促す
画面が表示されます。
正しい CD-ROM を CD-ROM ドライブに入れ、[OK] をクリックします。
この画面で
[キャンセル] をクリックすると、「ソースメディアの選択」画面に戻ります。
[ハードディスク] を選択していた場合には正しい「パス」の入力を促す
画面が表示されます。
[OK] をクリックすると「ソースメディアの選択」画面に戻ります。
Oracle の実行に必要な JDK がない場合には、以下の画面が表示されます。
Oracle のインストールには問題ありませんので、
[OK] をクリックして先に進みます。
Oracle を実行する前に JDK をインストールしてください。
Oracle のユーザーアカウント情報入力画面が表示されます。
必要に応じて内容を修正して、[次] をクリックします。
前の画面の入力情報から修正したい場合には、[前] をクリックします。
[閉じる] をクリックすると Install Navigator for Oracle の
終了を確認する画面 が表示されます。
終了してよければ [OK] を、終了しない場合は [キャンセル] をクリックします。
警告 |
---|
Oracle のユーザー属性情報入力画面が表示されます。
必要があれば修正して、[次] をクリックします。
前の画面の情報を修正したい場合は、[前] をクリックします。
[閉じる] をクリックすると Install Navigator for Oracle の
終了を確認する画面 が表示されます。
終了してよければ [OK] を、終了しない場合は [キャンセル] をクリックします。
エラー |
---|
Oracle 用の環境変数入力画面が表示されます。
NLS_LANG 等、他の環境変数を独自に設定したい場合は、
[その他の環境変数に典型的な値を設定します]
をクリックしてチェックをはずしてください。
必要があれば修正を行って、[次] をクリックします。
前の画面の情報を修正したい場合は、[前] をクリックします。
[閉じる] をクリックすると Install Navigator for Oracle の
終了を確認する画面 が表示されます。
終了してよければ [OK] を、終了しない場合は [キャンセル] をクリックします。
[その他の環境変数に典型的な値を設定します] を選択した場合には(既定値)、
「Apache Web Server 用環境変数の設定」に進みます。
Oracle 用の環境変数 NLS_LANG 設定画面が表示されます。
表示されているものから選択する場合はその値をクリックし、
表示されているもの以外に設定したい場合は、
[その他] をクリックして入力欄に値を入力して、[次] をクリックします。
前の画面の情報を修正したい場合は、[前] をクリックします。
[閉じる] をクリックすると Install Navigator for Oracle の
終了を確認する画面 が表示されます。
終了してよければ [OK] を、終了しない場合は [キャンセル] をクリックします。
NLS_LANG設定のヒント 「NLS_LANG=Japanese_Japan.JA16EUC」と設定した場合、日本語のメッセージが選択されます。そのためコンソール上でOracleを使用すると文字化けが発生します。これはX-Windowを起動する前の標準コンソールが日本語に対応していないためです。konを使用すればコンソール上でも日本語を表示できますが、データベースの自動起動/停止時のメッセージは、コンソール上に出力されるため、やはり文字化けは発生してしまいます。この文字化けは表示上のことなので、使用上の問題はありません。また起動/停止時のログは /var/log/boot.log に保存されますので、あとで確認することもできます
しかしながらこれがイヤな方もいると思います。英語のメッセージを表示したいときには、NLS_LANGに次のいずれかの値を選択します。
insert into foo values('02-12-31') また後者のように、言語(NLS_LANGの先頭部分)だけをAmericanにすることによって、メッセージだけを英語にして、日付などの表示はYY-MM-DDのような日本形式を使用することもできます。 |
追加される Oracle 用環境変数のリストが表示されます。
表示された環境変数の設定を .bash_profile に追加してもよい場合は、
[はい] が選択されている状態(既定値)で [次] をクリックします。
既に示された環境変数の設定が追加されている場合は、
[いいえ] をクリックしてから [次] をクリックします。
[閉じる] をクリックすると Install Navigator for Oracle の
終了を確認する画面 が表示されます。
終了してよければ [OK] を、終了しない場合は [キャンセル] をクリックします。
他の環境変数の定義を設定することができます。
左の欄に設定したい環境変数名を入力し、
右の欄にその環境変数に設定したい値を入力します。
設定したいすべての環境変数(最大8個)の名前と値を入力したら、
[適用] をクリックしてから、[次] をクリックします。
設定する環境変数がない場合は、[次] をクリックしてください。
[閉じる] をクリックすると Install Navigator for Oracle の
終了を確認する画面 が表示されます。
終了してよければ [OK] を、終了しない場合は [キャンセル] をクリックします。
設定される環境変数の一覧が表示されます。
確認して [OK] をクリックします。
もし、修正したいものがある場合には、一旦 [OK] をクリックして、
「Apache Web Server 用環境変数の設定」画面で
[前] をクリックします。
Oracle データベース用環境変数の定義を Apache の設定に追加します。
追加してよければ [はい] が選択されている状態(既定値)で
[次] をクリックします。
既に Oracle をインストールしてある等、
Apache の設定に定義を追加する必要がない場合は
[いいえ] をクリックしてから [次] をクリックします。
[前] をクリックすると、
「Oracle データベース用環境変数の設定」画面で
[その他の環境変数に典型的な値を設定します] を選択した場合には、
「Oracle データベース用環境変数の設定」画面に、
選択しなかった場合には、
「他の環境変数の設定」画面に戻ります。
[閉じる] をクリックすると Install Navigator for Oracle の
終了を確認する画面 が表示されます。
終了してよければ [OK] を、終了しない場合は [キャンセル] をクリックします。
Oracle DBMS のインストールを開始するかどうかの確認画面が表示されます。
すぐにインストールを開始する場合は [次] をクリックします。
もう一度設定項目等を確認したい場合は [前] をクリックします。
インストールを開始する前に他の設定等を行う場合は [閉じる] をクリックします。
[閉じる] をクリックすると Install Navigator for Oracle の
終了を確認する画面 が表示されます。
終了してよければ [OK] を、終了しない場合は [キャンセル] をクリックします。
Oracle インストール用 Oracle Universal Installer が自動的に起動されます。
[Next] をクリックして先に進みます。
Oracle のインストール元およびインストール先が表示されます。
表示されているパスが正しければ [Next] をクリックします。
パスを変更したい場合は、パス名の右にある [Browse] をクリックして、
正しいパスを指定します。
製品情報がロードされます。
Oracle データベース管理者用グループ名を指定します。
一般的には「 oinstall 」を指定します。
グループ名を入力し [Next] をクリックします。
例 |
---|
/u01/app/oracle/product/8.1.7/orainstRoot.sh
(パスはインストールするディレクトリによって変わります)
の実行を促すウィンドウが表示されます。
kterm を開き、指定されたシェルスクリプトを実行します。
kterm 上での実行が終了したら、
シェルスクリプトの実行促進ウィンドウの [Retry] をクリックします。
インストール可能な製品の一覧からインストールする製品を選択します。
本ガイドでは「Oracle8i Enterprise Edition 8.1.7.0.0」を選択します。
[Oracle8i Enterprise Edition 8.1.7.0.0] をクリックして、
[Next] をクリックします。
例 |
---|
一覧からインストールタイプを選択します。
本ガイドでは [Custom] を選択します。
[Custom] をクリックして、[Next] をクリックします。
ここでは必ず [Custom] を選択してください。
[Custom] を選択しないと日本語リソースをインストールできませんのでご注意ください。
例 |
---|
一覧からインストールするコンポーネントを選択します。
まず、日本語を使えるようにするために、画面右上の
[Product Languages...] をクリックします。
言語選択画面が表示されます。
「Available Languages」のスクロールバーをドラッグして下に移動し、
[Japanese] を表示させ、[Japanese] をクリックします
(設定図)。
[>] をクリックして [Japanese] を「Selected Languages」に移動します
(設定図)。
[OK] をクリックするとコンポーネント一覧に戻ります。
各コンポーネントのチェックボックスや「Install Status」を参照して、
インストールするコンポーネントに過不足がないか確認し、
必要に応じてチェックボックスをクリックして、
追加または削除します。
内容を確認したら [Next] をクリックします。
ORACLE_HOME に依存しないコンポーネントの一覧が表示されます。
インストールしようとしているディスクの空き容量、
インストールに必要なディスク容量等を確認します。
インストール先を変更できるコンポーネントの一覧が表示されますので、
ディスク容量が不足していたり、
インストール先を変更する必要がある場合には、
そのコンポーネントをクリックし、
[Change Location...] をクリックしてインストール先を変更します。
変更がなければ [Next] をクリックします。
Oracle データベース用特権グループ名を指定します。
「ユーザーアカウント情報の入力」で
[管理者グループ] に設定したグループ名を指定します。
本ガイドでは「dba」を設定しましたので、
いずれも [dba] であることを確認して、[Next] をクリックします。
外部認証が必要な場合には、認証方法を指定します。
製品によっては以下の画面が表示されない場合があります。
必要に応じて認証方法をクリックして、[Next] をクリックします。
新しいOracle データベースを作成するかどうかを指定します。
MIRACLE LINUX V2.xなどの、glibc2.2ベースのディストリビューションを使用するときは、ここでは[No]を選択してください。そしてインストール終了後に、Oracle8i にglibc-2.1.3-stubsパッチを適用してから、dbassistコマンドでデータベースを作成します。パッチを適用する前に、データベースを作成しようとすると、データベースの作成に失敗します。なお、このパッチはOracleに対するパッチであって、OSに対するパッチで無いことに気をつけてください。
ここでは [No] をクリックし、[Next] をクリックします。
例 |
---|
JDK をインストールしたパスの設定画面が表示されます。
選択したオプションによっては、以下の画面が表示されない場合があります。
JDKのインストール先を指定します。指定したディレクトリが存在しない場合、モジュールをコピーしている途中でワーニングのダイアログが表示されます。
パスを確認して、[Next] をクリックします。
インストールされるモジュールのサマリが表示されます。
内容を確認して [Install] をクリックします。
Oracle のインストールが始まります。
/opt/oracle/product/8.1.7/root.sh
(パスはインストールするディレクトリによって変わります)
の実行を促すウィンドウ
( タイトル: Setup Privileges ) が表示されます。
「orainstRoot.sh」を実行した kterm から指定されたスクリプトを実行します。
「local bin」のディレクトリの入力要求がありますので、
「/usr/local/bin」でよければそのまま <Enter> キーを押します。
別なディレクトリにしたい場合は、
そのディレクトリパスを入力して <Enter> キーを押します。
kterm 上での実行が終了したら、
「Setup Privileges」画面の [OK] をクリックします。
ツールの構成ウィンドウが表示されます。
そのまま [Next] をクリックすると詳細な Net8 の設定ができます。
必要に応じて項目を設定します。
本ガイドでは、[Perform typical configuration] を選択 ( クリック ) し、
[Next] をクリックします。
例 |
---|
Oracle のインストールの終了を示す画面が表示されます。
[Exit] をクリックすると、
終了するかどうかを確認するウィンドウが表示されます。
PSRの適用は、必要な方のみ行なってください。必須の作業ではありません。
PSRとは、RDBMSに対する修正ファイルをまとめたものです。製品版のOracle8i のCD-PACKには、その購入時期によって、PSR(Patch Set Release)が含まれています。PSRの適用方法は、付属のドキュメントをご覧ください。なおPSRの適用作業は、「インストール」と「スクリプトの実行」という2つの作業から構成されています。スクリプトのは、データベースに対して実行するものですので、まだデータベースを作成していないときには、データベースの作成後にスクリプトを実行します。またPSRを適用することによって、stubsパッチが外れることがあります。そのときにはPSR適用後、再度stubsパッチを適用してください。パッチ関連の詳細は、Oracle製品の保守契約先までお問い合わせください。
MIRACLE LINUX V2.xなどのglibc2.2ベースのディストリビューションをご使用のときは、このセクションで説明する作業を行なってください。MIRACLE LINUX V1.1などのglibc2.1ベースのディストリビューションをご使用のときは不要です。
glibc-2.1.3-stubsパッチを適用します。パッチの入手方法は、前記の3をご覧ください。rootユーザーでログインしたままのときは、一度ログアウトして、ユーザー名 oracle でログインします。
$ cp /mnt/cdrom/RedHat70/glibc-2.1.3-stubs.tar.gz $ORACLE_HOME
次にJRE/OUIパッチを適用します。このJRE/OUIパッチは必須ではありません。Network Configuration AssisntantなどのGUIユーティリティを起動できないときに適用してください。
$ cp /mnt/cdrom/RedHat71/p2062423_171_LINUX64.zip /tmp
$ cd /tmp
$ unzip p2062423_171_LINUX64.zip
$ tar xvf patch.tar
$ ./runInstaller
Oracle データベースを作成します。rootでログインしたままのときには、一度ログアウトして、ユーザー名 oracle でログインします。glibc-2.1.3-stubsパッチの適用などで、一度ログアウトしているときには、再度ログアウトする必要はありません。
Oracle Database Configuration Assistant を利用するために、
dbassist コマンドを実行します。
Oracle Database Configuration Assistant が起動されます。
[Next] をクリックして先に進みます。
作成するデータベースの種類を選択します。
本ガイドでは、推奨されている [標準] を選択します。
[標準] がチェックされていることを確認して、
[次へ] をクリックします。
データベース作成方法を指定します。
本ガイドでは、データベースを最も早く作れる
[CD から既存データベース・ファイルをコピー] を選択します。
[CD から既存データベース・ファイルをコピー]
がチェックされていることを確認して、
[Next] をクリックします。
グローバル・データベース名と SID を指定します。
「SID」は、Oracle データベース用環境変数の設定
で「ORACLE_SID」に設定した文字列を指定します。
グローバル・データベース名は、ネットワーク上でデータベースをユニークに認識するための名前で、
「データベース名.ドメイン名」の形式で指定します。
例 |
---|
[完了] をクリックします。
データベースの格納場所が表示されます。
確認して、データベースの作成を開始してよければ [はい] をクリックします。
続いて、SYS と SYSTEM アカウントのパスワードが表示されます。
確認して [OK] をクリックすると、
データベースの作成が始まります。
データベースの作成が終了すると確認の画面が表示されます。
[OK] をクリックして終了します。
これでインストールは終了です。
あとは実際に接続できるかをテストします。
リスナーを停止して CD-ROM を取り出します。
Oracle8i R8.1.7 のインストール時にリスナーが起動されていて、CD-ROM を使用しています。リスナーを停止しないと CD-ROM は取り出せません。下記のコマンドを実行します。
$ lsnrctl stop
$ umount /mnt/cdrom
次に、データベースへの接続を確認します。
SQL*Plus を使って、以下のようなコマンドを実行します。
$ sqlplus system/change_on_install
SQL> select * from V_$VERSION;
SQL> exit
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