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論理ボリュームマネージャ (LVM) は、オペレーティングシステム標準のディスクパーティションとは全く方式の異なるディスク管理サブシステムです。 LVMは、論理ボリューム領域を作成したり、コントロールしたりするシステムコール、ライブラリ、その他のツールを集めたものです。LVMは、物理ディスクをシンプルで柔軟な仮想論理ストレージビューにマッピングして、ディスクのリソースをコントロールします。 つまり、ファイルシステムとボリュームを管理する方法を再検討し、サブシステムがファイルシステム管理の下にさらに抽象レイヤを加えるようにしたものです。 こういったことの詳細を深く追求して理解する必要はありませんが、仮想パーティションの実現、論理ボリュームの動的な作成、ボリュームサイズの変更、ディスク容量を超えるファイルシステムの許可などの機能を実現します。 従来のディスクやパーティションと比べると、LVMはディスクストレージにより高い視点をもたらし、システム管理者がアプリケーションやユーザに柔軟性の高いディスク領域割り当てを行えるようにします。
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