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デバイスの設定
設定を終えただけではインターネットの接続を作成するのに十分ではありません。接続デバイスの設定も必要です。 Poseidon PPPはモデムとISDNとxDSLをサポートしています。 新しいデバイスを作成するのに、「デバイスウィザード」と「ダイアログセットアップ」の二つの方法があります。 「デバイスウィザード」は基本的な情報のみを設定することができます。「ダイアログセットアップ」はデバイスについてより詳細な設定を行うことができます。どちらの設定方法でも構いません。
5-1 デバイスのインターフェース
新しいデバイスを作成するために「デバイスウィザード」を使うと、ウィザードに従って容易に設定を完了することができます。
詳細は「接続とデバイスウィザード」を参照してください。
より詳細な設定を行いたい場合には、「デバイスウィザード」を選択し、「デバイスタイプ」ウィンドウを選択し、新しいデバイスを作成してください。
5-2 デバイスのタイプの選択
さまざまなデバイスにはさまざまな設定があります。デバイスを作成したいものを選択することができます。
モデムの設定ウィンドウは「全般」設定と「拡張」設定があります。
「全般」設定ではデバイス名、モデムデバイス、フローコントロール、改行コード、奇数検証、接続速度とモデムタイムアウトを選択、設定することができます。
5-3 モデムの全般設定
「拡張」ではダイアル前にダイヤルトーンを待つ、話し中待ち、モデム音量を選んで設定することができます。 PoseidonPPPにロックファイルを作成させたいのであれば、「ロックファイルの使用」のオプションを有効にしてください。 Linuxではそのファイルのためのディレクトリは/var/lockになります。 mgettyのようなプログラムはそういったロックファイルの存在に依存していて、PoseidonPPPはロックファイルがセットされていなければ、mgettyといっしょに動作しないでしょう。 pppdのロックオプションはモデムデバイスをロックさせようとするので、 PoseidonPPPにモデムをロックさせたいのであれば、pppdのためにロックオプションを使わないでください。PoseidonPPPは既にデバイスをロックしているので、pppdの起動は失敗するでしょう。そしてPoseidonPPPはpppdが突然終了したということを表示します。 「モデムコマンド」を押すとモデムにふさわしい特定のコマンドを入力することができます。 「モデム調査」ボタンを押すと、PoseidonPPPがモデムに自分自身を確認するように要求します。 「ターミナルボタン」を押すと、ミニターミナルが立ち上がります。モデムをテストするためにミニターミナルを使用することができます。
5-4 モデムの拡張設定
XDSLデバイスの全般設定ウィンドウでは、「デバイス名」と「DSLデバイス」で設定できます。
5-5 DSLデバイスの全般設定
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