Red Flag ログビューアユーザマニュアル

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1. はじめに

     Red Flag ログビューアは、ログイベントをブートログ、セキュリティログ、システムログ、メールログという異なるタイプのログに分類して表示します。各々のイベントは、情報、警告、エラーというカテゴリに属しています。これからこのソフトウェアの基本概念について説明します。

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2. 基本概念

2.1 ログタイプ:

ブートログ システムブート時のメッセージを記録
セキュリティログ ログイン時のユーザ認証メッセージを記録
ユーザログ ユーザ所有のプロセスによって生成されたメッセージを記録
システムログ システムプロセスによって生成されたメッセージを記録
メールログ メールシステムによって生成されたメッセージを記録

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2.2 ログメッセージタイプ:

情報

スタートアップに成功したアプリケーションやドライバ、サービスのイベントを記述

警告

深刻ではないが、将来的にはエラーになる可能性のあるもの

エラー

データの消失やプログラムの機能不全など深刻なもの

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2.3 ログ内容:

タイプ

ログのタイプ
日付と時間 メッセージが生成された日時
ホスト メッセージが生成されたホストの名前
ソース メッセージのソース、もしくはメッセージが生成されたプロセスの名前

内容 メッセージについての詳細な説明

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3. ログ表示

3.1 ログイベント表示

1. ログタイプからログの一つをクリックすると、右側ペインにイベントの一覧が表示されます。

2. 初めて膨大な数のイベントを含むログタイプを選択したときは、イベント選別を可能にするオプションを選べるダイアログが表示されます。

3. すべてのイベントを表示させるなら、ここでいいえをクリックします。はいをクリックした場合は、属性ダイアログがポップアップするので、イベントの表示基準を指定し、プロパティを修正します。はいをクリックするとプログレスバーが表示されます。

4. プログレスバーが100%に達すると、ログタイプの属性に定義した内容に合致したイベントが右側ペインに表示されます。イベントの読み込みを終了させる場合は、中止ボタンをクリックすると、読み込まれたイベントだけが表示されます。

注意:

ログタイプの属性で定義した内容を満たしているイベントだけが対象になります。

デフォルトの属性設定では、すべてのイベントを受け付けるため、イベントが多すぎるとそのログタイプの表示が遅くなることがあります。

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3.2 ログイベント更新

1. Red Flag ログビューアを起動します。

2. ログタイプから更新するログをクリックします。

3. アクションメニューで 更新を選択するか、ツールバーにある更新 ボタンをクリックします。

注意:

ログを開いたとき、ログビューアは最新の状況を表示しています。これらのイベントは、手動で更新を行うか属性を変更しないと更新されません。ログタイプ中のイベントは、別のログタイプを更新してから戻ってきても、最新ではありません。

膨大な数のイベントを含むログを選択して更新しようとすると、イベント選別ダイアログが表示されます。

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3.3 イベント詳細表示

1. ログタイプからログをクリックします。

2. 右側ペインからイベントを選択します。

3. アクション メニューで詳細を選択するか、ツールバーにある詳細ボタンをクリックします。

注意:

前後の詳細情報を表示させるなら、戻る次へボタンをクリックします。

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3.4 タイプ別のイベント検索

1. ログタイプから検索するログをクリックします。

2. アクションメニューで選別を選択するか、ツールバーにある選別ボタンをクリックします。

3. 検索するためにイベントの タイプ, ホスト, ソース, 内容, 日時から選択します。

注意:

内容には、イベントの内容文のすべて、もしくは一部が表示されます。

標準の検索条件に戻すには、デフォルトボタンをクリックします。

検索条件は現在のセッションの中だけで保持されます。ログビューアを再起動後にデフォルトの条件に戻ります。

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4. ログ管理

4.1 ログクリア

1. ログタイプからクリアするログをクリックします。

2. アクションメニューでクリアを選択するか、ツールバーにあるクリアボタンをクリックします。

注意:

クリアすると、それ以降のイベントだけが表示されるようになります。

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4.2 ログ設定

1. ログタイプから設定するログをクリックします。

2. アクション メニューで全般を選択するか、ツールバーにある全般ボタンをクリックします。

3. 標準の検索条件に戻すには、デフォルトボタンをクリックします。

注意:

適切な範囲のサイズは 64-99999KBです。適切な範囲の時間は1-52です。

ログが大きくなりすぎると、指定したバックアップサイズを維持するために、いくつかのイベントがシステムによってクリアされることがあります。

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