Miracle Linux のインストール先を選択します。
初期画面では、既存のパーティションが表示されます。
Disk Druid でのパーティションの設定では、 パーティションの追加、編集、削除、リセット、RAID デバイスの作成が行えます。 fdisk で、パーティションを作成した後では、 パーティションの編集、リセット、RAID デバイスの作成が行えます。
どちらの場合も、パーティションの編集で、 「/」(ルート)をマウントポイントとするパーティションを 必ず 1つ選択してください。 「/」にマウントするパーティションがないと [次] がクリックできません。
ディスクドライブのパーティションへの分割方法については 「Miracle Linux サーバー構築・運用ガイド」 を参照してください。
パーティションごとに以下の 5 つのフィールドが表示されます。
マウントポイント: Miracle Linux のインストール後に、 そのパーティションがどこにマウントされるかが表示されます。 既に存在するパーティションに 「設定しない」 と表示されている場合は、 マウントポイントが指定されていないことを示します。 マウントが必要なパーティションをクリックして、 編集 を選択するか、 パーティションをダブルクリックして、 マウントポイントを指定します。
デバイス: パーティションのデバイス名が表示されます。 たとえば hda2 はプライマリハードディスクドライブの、 パーティション番号 2 番のパーティションを示します。
[要求]: パーティションを作成するときに指定された容量が表示されます。
[実際]: パーティションの実際の容量が表示されます。 容量を変更したい場合は、 そのパーティションをいったん [削除] してから、 [追加] をクリックして、作成し直す必要があります。 この場合、パーティションデータ内のはすべて削除されます。
タイプ: パーティションの種類 (Linux Native、DOS など) が表示されます。
パーティション の画面で設定をしているときに 「要求されたパーティションを確保できません」 という赤のメッセージがパーティション名とともに表示される場合があります。 この場合、パーティションを作成するための空き領域が少ないことが考えられます。
この問題を解決するには、 十分な空き領域のある他のハードディスクドライブにパーティションを作成するか、 パーティションの容量を現在のドライブの空き領域に収まるように変更します。 パーティションの設定を変更するには、 [編集]をクリックするか、 パーティションをダブルクリックします。
中央列のボタンはパーティションの設定に使用します。 これらのボタンで、パーティションの追加、変更、削除を行うことができます。 また、修正を取り止めて、初期状態に戻すこともできます。
追加: 新しいパーティションを作成します。 ボタンをクリックすると、マウントポイント、サイズ、 種類などの必要な情報を入力するためのダイアログボックスが表示されます。
編集: 選択されているパーティションのマウントポイントを変更します。 マウントポイントの指定は、メニューからの選択と直接入力が可能です。
削除: 選択されているパーティションを削除します。 ボタンをクリックすると、削除を確認するダイアログボックスが表示されます。
リセット: それまでに行ったすべてのパーティション設定を無効にして、 元の状態に戻します。
RAID デバイスの作成: RAID をお使いになったことのある方以外は使用しないでください。 RAID の詳細については 「Miracle Linux サーバー構築・運用ガイド」 を参照してください。
このセクションにはご利用のコンピュータのディスク構成が表示されます。 概要を確認するためのセクションなのでここで変更を行うことはできません。 各行には次のようなのフィールドがあります。
ドライブ: ハードディスクドライブのデバイス名 (hda、hdb など) が表示されます。
ジオメトリ [C/H/S]: ハードディスクドライブのジオメトリでは、 シリンダ、ヘッド、およびセクタの数が表示されます。
合計: ハードディスクドライブの総容量が表示されます。
空き: ハードディスクの空き領域のサイズが表示されます。
使用: パーティションに割り当てられている容量が MB とパーセンテージ表示されます。